[Clg100] 掘り出し石の活用法

掘り出し石の活用法

夏野菜たちもボチボチとれはじめた我が家の菜園。

5月にはイチゴが100個以上収穫できて、幸先のいいスタートだった今年。去年よりも早めに植えたジャガイモのうち、キタアカリが枯れ始めたので収穫したところ、こちらもまずまずの収穫量。

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キュウリも今年はいつもの四葉に加えて夏すずみも植えたので、いよいよこれからってところですが、開墾もまだまだ手を休めるわけにはいきません。

とくに畑の区画外の場所がこの時期、あっという間に草が延び放題になるので、引き続き茅を取り除くべく掘り続けなくてはいけません。ただ、これまでもそうですが、掘ると結構な量の石が出てきて、その都度まとめておくんですが、下の画像のような石の山が庭のあちこちに出来てしまいました。そのまま放っておくと、また土の中に沈んでいってしまうのであまり長い間放置はできません。

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出てくる石は純粋な石だけではなく、ブロックの破片やらアスファルトやらいろいろ。それでも石のようなものであればまだマシで、他にも下の画像のような金属の部品やらビン、缶の破片などのゴミもあって、これらは明らかに人為的に埋められた廃棄物、こういったモノが出てくると暗澹たる気持ちになります。

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中には黒く焦げたようなものもあり、他のゴミと焼却炉で焼いて、残ったものは埋めてしまったという感じ。「なんでこんなことを」と思いますが、昔はこういった廃棄物を埋めてしまうのは普通のことだったのかも知れません。それでもこれだけ多いと処分にも困ります。

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ところで、U字溝を埋め込んで、枕木を並べた境界部分ですが、すぐにスギナが成長して鬱蒼となり、かといってこれを抜くと土がU字溝に流れ込んで埋まってしまう状態でした。もともとサイドはリュウノヒゲを従来の庭から移植することで土留めにしようとしていましたが、いまいち育たず、そこで思いついたのが先ほどの掘り出された石たちです。

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道路側から幅3m、奥行き50cmくらいで土を削り、そこに出土した石を積み重ねて石垣を作ってしまおうというわけです。そのまま積むとすぐに沈んでしまうので、防草シートを敷き、その上に積み重ねていきます。さらに土の流入もなるだけ防ごうと、以前この土地で使われていたコンクリート製のスロープを壁代わりに立てて設置。とりあえず5枚あったうちの4枚を並べましたが、これがまたえらい重くてギックリにならないかと心配しながら運びました。

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とりあえずこんな感じ。今後も石が出て来れば横に広げていこうかと思います。最初はパズルのように遊びながらやってましたが、そもそもが適当に出てきた石、それに半分は割れやすい粘土が固まったようなもので、大きくても裏側に回さざるを得ないなど、要領がわからないのもあって思いのほか苦戦。それでもあちこちにあった石の山が片付くうえに、土留めもできて一石二鳥…見栄えがもう少し良ければ一石三鳥だったんですけどね。

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表側の庭にかまけてる間に、従来からの西の庭は放置状態でシソの海。こちらの庭はシソに適しているのか毎年勝手にわんさか生えてくれて、重宝します。バジルのようにたくさん集めてすりつぶすと和製ジェノベーゼもできます。

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