大型台風の接近で、庭の野菜たちは戦々恐々。
連作障害対策のために、大好きな茄子やトマト、オクラ、ししとうがなく、若干地味な今年のKahan菜園ですが、それでもかわいい野菜たち、台風に負けずに収穫までこぎ着けたいものです。なにぶん今年は畑を始めるのが遅れて、まだバジルの一部くらいしか収穫できていません。上の画像は枝豆ですが、この状態で収穫してしまうわけにもいかず、見守るより他ありません。
ただ、えだまめは下の画像のように、以前から葉っぱが結構痛んでいて、何かしらの病気かと思って調べてみたんですが、よくわかりませんでした。
また、成長過程で枝分かれしてもその枝は横に広がらずに、なぜか縦に伸びようとしてしまい、お互いが絡まりあってしまうんです。ウチの畑の土が固過ぎて根がひろがらないためにこうなるんでしょうか?栽培前にちゃんと耕したつもりなんですが、数回雨が降るともう踏んでもへこまないくらい固くなってしまいます。
以前、ほとんどサヤがつかずに失敗した枝豆だけに、なんとか成功させたいんですが、そんなわけで台風を切り抜けたとしてもちゃんと実がつくかどうか。あとはこういう豆類は2本ペアで植えると、お互い競い合うように伸びていいんだそうですね。次回試してみるつもりです。
リベンジと言えばお隣のきゅうりも、以前最初の実が5センチくらいになったところで止まってしまい失敗した野菜で、今年はうまく実らせたいモノ。
最初種を直接畑にまいてみたんですが、1本だけ芽が出たところであえなく成長ストップ。仕方ないので今度はポットに種をまき、 本葉が出たところで定植。ほんとうはここで風よけやら棒を立ててやらないといけなかったらしいんですが、怠ってしまったために風に煽られまくって、幹は曲がるわ葉っぱもシオシオになるわで相当やつれてしまいました。
はじめはこれを病気かとも思ったんですが、どうやら風に煽られてネットと何度も擦れてしまったのが原因のようで、その後は順調に成長しています。ネット張りももっと遅くにしなくてはいけなかったんですね。
ただ、一昨日になって何枚かの葉っぱにうどんこ病らしき斑点を発見。調べてみるとお酢で直接拭くといいんだそうで、処置しておきました。
現段階で「完敗」が確定しているのは初挑戦だった「コカブ」と「小松菜」。どちらも簡単な野菜ということでやってみたんですが、見事下の画像のように食われまくってしまいました。
本を参考に「お酢」と「焼酎」と「木酢液」を混ぜて薄めたものを施したりしてみたんですが、全然効果なく、まるで虫に餌を与えていたかの如くです。どうやら季節が悪かったようですね。小松菜さんはもうしばらくしたらまたやってみようかと思います。
家庭菜園をするのはなんのため?それはもちろん、おいし〜い野菜を食べるためです。ですが、同時に野菜づくりは自然の輪廻を体感するためにはうってつけのもの。決して失敗を望んではいませんが、虫に食われる事、失敗することもまた自然との対話のひとつとなります。庭の手入れも同様ですが、自然とできるだけ対話してその輪廻を感じとる事も大切にしてみたいと考えています。