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シトロエンC2

フィエスタと入れ替わりでやってきたのはシトロエンの新コンパクトC2。C3のボヨ~ンとした印象からは打って変わってキリっと締まった印象。

外観上の特徴はウィンドウグラフィックスになるんだろうなあ。こういう切り替えは YRVとか今迄にもあったけれど、特に国産の場合は思いつき程度で終わってしまう事が多かったような気がする。C2の場合はこれがきちんと全体のリズムになっていて、プロポーションも決まっているからとってもいい具合。Aピラーからルーフに続くラインもC3より遥かに張りがあって美しい。
後部座席は2人用と割り切ったらしく、独立型シートが新鮮。これはこれで狙いがハッキリしていていいんじゃないかな。リアシートを中央に寄せる事で、リアサイドパネルの絞り込みの大きいスタイリングも実現出来ている。でもこれ、どっちの提案が先だったのかな?
このクルマ、座ってみるとすっかりお気に入り。フィエスタとは好対照で、座面がさほど高くないうえにシートもしっくりくるものだし、ステアリングの調整もチルト、テレスコ共に装備されているのでポジションもばっちり決まる。また、視界がとっても新鮮で小生好み。ボンネットは見えないけれど、緊張感があって運転するぞという気になる。いやーいいなあ、この視界、このフィット感。
しかーし。全体的にコッテリ風味なインテリア。キャラクターには合っているかも知れないけれど、とにかくウルサい。というよりほとんどC3じゃないの。エクステリアがあれだけ進化したのにこれでは勿体ない。ダッシュボード表面のイボイボも、やはりどうも気色悪いし、メーターフードなどは素材感を変えているのだがそれもいまいち。メーターそのものもフィエスタのがスッキリしていたから余計くどく感じてしまうし。まあ、でもこういうの好きな方もいるでしょう。
オーディオはアゼストものが入っているが、最近はセンターパネルとトータルでデザインされたものが多かったので、それらに比べるとなんだかちょっと…と言うよりかなり浮いている。カーオーディオメーカーは本体だけでデザインするのはそろそろやめようよ。音はまあ普通…フィエスタよりはいい感じ。
リアの上下分割式ハッチは使えます。これらの装備やらなんやらでフィエスタに比べると若い!って印象がありますな。アクティブライフを送りましょうというメッセージが受け取れる。それらをうるさく感じてしまう小生はやはり年ということか。いやいや小生は飽きの来ないものを追求しているのであって…その~。
さて、走りどうか、これはまた次回。

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