14日にとしまえんで開催されたCG DAYはすごかった。あまり詳しく無いので名前まではキチンとわからないのだが、錚々たるクルマがズラ~リ。
今回は、トークショーのからみで屋内展示をさせていただいたのだが、それはもう入るのさえはばかられるほどの展示内容。いや、デザインで言えば決して負けているとは思わないのだが、なにしろ価格で言えば3ケタものがうじゃうじゃ。まんまレーシングカーのようなものまである。いやはやうちのクルマが新車価格で一番安いんじゃなかろうか…。まあ、デザインは値段じゃないと堂々と展示をさせて頂きました。助手席にはMASTERPIECEを添えて…。
トークショー直前に福田さんにご挨拶をする事ができたこともあって、ショーの中で福田さんには何度か名前を呼ばれ、嬉し恥ずかし状態だったが、なにしろMASTERPIECEを気に入って頂けてる事がわかったことがとても嬉しかった。
エンリコ・フミア氏のお話に関しては、翻訳の内容が正しければ、同意しかねる事も多くあったが、その多くは世代の違いから来るもののような気がした。
自分は現在ほど、街にクルマが溢れ、一般の人でも必需品となっているならば、クルマのデザインにもまた大きな役割があると思っている。最近でこそデザイナーの話が露出されるようになって来たけれど、「スピードをイメージしました」とか「アスリートをイメージしました」などといった段階で終わっている事が多く、アスリートをイメージする事でなにをしたいのか?そういったことが見えていない。このクルマのデザインで事故を0にしたいとか、世界の紛争をなくすといった理想があってもよいのではないだろうか?そのへんの質問をしてはみたかったが、フミア氏の考えがあまりにもかけ離れているようなのでやめてしまった。
しかし、会話そのものはとても興味深かったので、いい催しだった。招いて下さったCG CLUBの井上さんには感謝である。