やっぱりユーノス500のコーナリング中のゴトゴト音が気になるので、今日ディーラーに持込んだ。
部品代や工賃が高ければ、恐らく修理は出来ないけれども、安くて済みそうなら直したいし、とにかく原因だけでも特定したいというわけだ。今までにも何度かチェックしてもらってはいたのだが、足回りのほとんどの部品は交換してあるし、実際ガタつきも見つからなかったために放置してしまっていた。今回はどうしても原因をつきとめたいとお願いすると、数日お預かりとなり、代車が用意された。いつもデミオなのでまた…と思っていたらエメラルドグリーンのランティスクーペ、しかもTypeRだった。
13年前、いよいよユーノス500を買おうかという時にこのランティスの登場を知り、カタログも貰って見たのだが、カペラベースの500に対し、ファミリアベースとなってしまうことや、内装がまったくもって気に入らなかったためにあまり迷う事なく500にした覚えがある。それでも当時マツダはこれをしっかりボディとして売り始め、ボディ剛性の確保にメーカーが取り組み始めた頃のモデルとして記憶している。
しかし、ドアを閉めた時の情けない音は「しっかりボディ」とはほど遠いもので、走行距離はたった62000キロでしかないにもかかわらず「やはりハードトップはダメか」と思わせるもの。しかし、走り出すとかなり軽快で楽しい。ボディ剛性にしてもドアで感じたほどには悪くない。驚いたのは同じエンジンを積んでいるにもかかわらず、フロントの重さが500に比べてずっと軽く感じた事。もちろんオーバーハングなども違うんだろうけれど、セッティングの妙味というやつだろうか?
この代車は、アテンザの17インチホイールにナント新品タイヤを履いており、ちょっと腰高。コーナリング中のしっかり感はこれの恩恵によるところもあるだろうが、もともと16インチを履いていたため、17インチもわりと普通に履きこなしているし、旋回中のリアは500よりも安定しているように感じる。ブレーキもいい。ステアリングのセッティングは500よりもクイックで、その分直進安定性ではちょっと落ち着かないが、明らかに500よりも速く、楽しさも上かも知れない。ただし、走りの質感はやはり500に軍配が上がり、手入れ具合にもよるが9万キロも多く走っている500のほうがしっかりとしている。どうもランティスはインテリアの発する音がカチャカチャとタクシーっぽくていけない。
ランティスクーペの個性的なエクステリアは当時小生もちょっといいなと思ったけれど、改めてみると面がちょっと痩せていて、凝縮感がいまひとつ。500と比較しても隅々まで意識が行き渡っていないような感じがして、ま、小生は500に乗っていて良かったかなと思う。
今日、狛江ちゃんと飲んだよ。「O型」だという事が発覚。
さて、秋に誘うべかねー。
7/30は来る事になってるんで、みんな来てお誘い攻撃してちょ。
ランティスのドアの音がしょぼいのはねー、多分サッシュレスの構造だってことも影響してると思うんですよ。
あと、確か記憶ではマツダが売りにしたのはボディの剛性ってよりは側面衝突対応じゃなかったかな。
面構成は、やっぱりちょっと痩せてますね。デビュー当時にセダンを見たときには最初、なんだよー500ソックリのスタイルでずっと安いなんて反則じゃんかよーなどと思った(既に500のオーナーになっていた)ものですが、すぐに「方向性は似てるけど、値段なりだわ、やっぱ」と心の平安を取り戻しました。
でぃりぃさん>>
30日は関西におりますよ~。帰りに寄れって?ぐはは。
堕民さん>>
それにしてもハンドリング、いいんですよ。ま、細かい不満はありますけど、こんなにいいクルマでしたっけ?たしかにタイヤも新品でいいんですけど500ほどタイヤに頼った曲がり方でもないですし、結局思うのは「マツダは商売ヘタねぇ」ってことでしょうか。