このところ仕事が切れ目なく続いていて、休むヒマもなく、脳みそもパンク状態。
こんなときは銀行や、郵便局など、近くてもいいからクルマでちょっと出かける時間はとても貴重だ。
そこで今日は、10日ぶりに500を引っ張り出した。やっぱり慣らしの1000kmというのはチマチマ走っているうちにはなかなか到達しない。500でブンブン回したくて仕方なかったということだろう。
フィエスタの納車以来500には乗っていなかったが、やっぱりイイ。運転席はしっくりくるし、エンジンはフィール、音、ともにあいかわらず素晴らしい。なんというか、あまり飛ばさずに丁寧に流していくのが実に爽快。
フィエスタと500は見た目こそ大きく違えど、実は重量も馬力もほとんど同じなのだが、乗り味は全く正反対で、不思議な事に500はその姿からは想像できない程軽快な動きを示し、フィエスタはその姿から想像できない程重量感のあるガッチリした動きをする。自分の好みとしては、慣れもあるのだろうがどちらかというと、軽快な動きの方が好きかも知れない。しかし、現在軽快な動きをするクルマ自体は減少傾向にあるような気がしており、難しいところだ。
デザインではやっと評価された500も、運動性能では重いV6を積む事から半ば自動的に「失格」と言われてきた。確かに曲がらないと言えば曲がらないし、限界性能などは決して高くはないだろう。しかしそれらの事と、乗って楽しいかどうかはまったく別物のようで、500の乗り味はハッキリ楽しいと言える。最近のに限られはするが、色々なクルマに乗ってみてもそう思う。
手放してからもその存在感と同じくらい、乗り味も懐かしく思い出すんだろうなと、そんな事を考えながらちょっとしたワインディングを流しつつ、帰宅した。
まだもう1年、しっかり乗らせていただきますよ。
カッチョエエ写真ですね!
1280×960ピクセルにして、壁紙配布しません?
僕の経験でも、性能の高い低いと運転する楽しさは全然別のものだと感じてます。
例えばホンダのS2000なんか、本当によくできたマッシーンだと思ったんですけど、あれ運転してても全っっっ然楽しくないんですよ。爽快でも痛快でもないの。エモーションとかパッションが感じられないんです。
やっぱりスペックじゃないんだよね~
>>惰眠@ネイビー携帯様
実はS2000は乗った事ないんですけど、確かに「エンジニアのマスターベーションカー」のにほひがプンプンしますよね。まあ、今の●ンダってそうゆうのかトヨタ的ファミリーカーしか作れなくなってて、販売が好調なものはやっとうまく熟成できてるってところでしょう。
フィエスタも「なんだ、STって言いながらたった150PSぢゃん」って輩、多いですよ。