そして昨日、2月3日は大磯プリンスで行われたJAIA(日本自動車輸入組合)試乗会に参加。小生は3回目の参加となる。
当日は朝5時過ぎに会社を出、いつものライターデザイナーさんを舞浜で拾い、今回もゲストにお招きしたT氏を藤沢で乗っけて、大磯に向かう。試乗会は9時からだが1時間ほど前に到着。ここでもフォードの広報の方とお話、珈琲までごちそうになってしまった。
今回試乗したクルマは
・メルセデスベンツ・SLK350
・アウディA6
・BMW120i
・フィアット・パンダPlus
・アウディA3スポーツバック
・ロータス・エリーゼ
・ルノー・カングー
・サーブ9-3(エアロバージョン)
・ポルシェ・ボクスター
・マセラティ・クワトロポルテ
だったが、何が良かったかって、もうそりゃあ「お天気」!いままでに雨は降った事はないけれど、海沿いのために風が強い事が多く、寒くて寒くてそれだけで疲れてしまうところを今回はこれ以上ないほどのいいお天気。ポカポカあったかく、試乗車でそのまま箱根の温泉に行ってしまいたいくらいの感じ。
乗ったクルマたちは…そうですねえ。普段乗れないクルマたちですからそれは貴重な体験でした。とくにマセラティのようなクルマは借りる事もできないですしねえ。ただどれももうひとつでした。期待を裏切られてがっかりのトップ3はベンツ、BMW、ポルシェのドイツ陣営。BMWなんかまるで営業車のようなもので「これで360万かよっ」と呆れたり、ベンツのあまりにお安くだらしない作りに唖然としたり、ポルシェのまったくの普通さ加減にしょんぼりしたり。ボクスターのように実物より写真で見る方がいいようなクルマは珍しい。まあ、どれもちょい乗りなので絶対的な評価はできないが、メーカー側の提示する金額を払って買おうと思えるクルマは皆無だった。
一番良かったのはカングーだろうか。安いつくりだが、いかにも楽しそうで、でも美しい部分もきちんとあって…。こういうカジュアルな雰囲気のくるまづくりはなかなか日本車にはできない。日本車はどうしても辛気くさくなってしまう。
そして帰りにいつもどおり愛車に乗ってホッとするのであった。
しかしこの試乗会、45分試乗ばっかりで、箱根まで時間的に行けないこと、90分試乗が出来るのは人気のないクルマばかりなこと、仮に90分試乗で来ても箱根ターンパイクが凍結で入れない事が多い事、隣を走る西湘バイパスは制限速度が低い事と直線で性能がよく分からない事、ちと遠い事などからそろそろ違う場所を試してみてもいいように思う。ま、プリンス側も慣れているだろうから、そのメリットもあるのだろうが、小生が提案するのはかずさアカデミアパーク。アクアラインを使えば東京からもすぐだし、走れるところも多い。すでに新車の試乗会もかなり行われているので、対応もしてくれるだろうし。検討してくれないかなぁ。してくれないだろうな…。