ミーティング2日目に訪れた明治村は、それはそれは思い出深い場所。
まさに以前のミーティングと、MASTERPIECEの取材で訪れて以来、6年振りくらいになるだろうか、本当に時の経つのは早いものだと感じる。
開園前に誘導してもらいながら愛車500で美しい園内を走らせられることにはとても感動したものだった。フランク・ロイド・ライトの帝国ホテルをバックに、3台の500を並べて撮った写真はとてもいい思い出で、最近、同じような感じの写真が載った雑誌を見かけたが、当時はそれなりに画期的だったんじゃないだろうか。ただ、ライトの建築と500が期待したほどハマっていないなあと思った事も記憶している。
館内には開発者をお招きして講演してもらった場所など、感慨深く見ながら歩いていたら、すっかり皆とはぐれてしまった。明治村は、この帝国ホテルを移築する際に、客室も一部持ってきて、明治村ホテルとして営業すれば良かったのにと思わなくもない。役目を与えられた建物は、その役目あってこそ価値があると思うからだ。
当日、明治村の紅葉はまさに見頃の時期で、ふらふら歩いていても目を楽しませてくれる。日中は気温も上がりまさに夢心地、前回はバタバタしてあまり見学できなかったが、ユックリ見て回る事ができた。
園内の蒸気機関車も、よく整備しながら頑張ってるなあと思う。その人気振りに、小湊鉄道も休日にはSLを走らせればいいのに…と思った。駅舎などはそれっぽく作ってあるのだが、小湊とほとんど変わらない感じなのがおかしかった。
マスターピースから6年、そろそろまた情熱を傾けられるものを見つけたいな。