めぐが腹膜炎に

手術後、病院から連絡があって、面会と説明を受けに出向いた。

めぐ、その後

でてきためぐは麻酔が多少残っている事と、痛み止めを打っているので、ちょっとボヤーっとしていたが、自分の顔を見ると尻尾を振って安心したそぶりを見せた。

ただ、その見た目とは裏腹に症状はあまり良くないものだったらしい。蓄膿症の膿が子宮に穴をあけて外に出てしまい腹膜炎を起こしてしまっていたそうだ。そのため、腹部洗浄をしたものの、感染症の可能性があり、今後も抗生物質を与えながら様子をみなくてはいけないとの事。

しこりに関しては乳腺と一緒に切除が出来たそうで、病理検査の結果、良性である場合にはそれ以上の乳腺切除に関しては急がなくても済む。当然悪性であれば続けて手術の機会を伺わなければならないが、執刀医さんの話によれば、経験上で言うと良性なのではないかとのお言葉を頂いた。若いけれどテキパキと手術の速い先生なのだそうだ。

自分自身はもう経過を見守るよりほかないが、前回の痛みの記憶がまだ抜けないうちにまた今回の手術と、耐えなければならないめぐは本当につらい事だろう。でも彼女は頑張っているのだ。

めぐが腹膜炎に

折しもイジメによる自殺の話が多い昨今、そういう人たちにはもっと生きる事がどういう事なのかをもっと考えて欲しい。でも個人的には死にたい人をわざわざ止めるつもりはない。何の関係もない人なら、死にたければどうぞと思っている。ただ、どうせ死ぬならその行為に対してもっと誇りを持って欲しい。イジメ相手への見せしめ程度のつまらない動機では残された人が惨めだ。例えばどうせ自ら死を選ぶのなら中東へ渡って地雷の除去作業でも…。

と、話が横道にそれてしまった。めぐは経過が順調なら5日後に退院できるが、感染症の疑いが出ればそれもかなわない。仮に退院できたとしてもしばらくは血液検査を定期的に受けることが必要だ。でもまだ10歳。きっと良くなって、また楽しい時を過ごせる事を信じている。

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めぐが腹膜炎に」への4件のフィードバック

  1. れいんさん>>
    ありがとうございます。かなりこたえますね、こういうのは。でも彼女の頑張りを思えばそうも言ってられません。

  2. いろいろ大変だったんですね。
    子供と同じく、話せない、症状をいえない、ってすごく病気になると思います。
    実家には猫を飼っているので。もともと野良猫が産んだ赤ちゃんの猫を拾ってきた猫だったからすごっく最初が大変だったんです。
    早く全快するといいですね。
    気持ちは伝わりますからね。

  3. makipapiさん>>
    おお、うちのめぐも野良だったんだよ。でも女の子だからかな、わりとすぐに懐いたかな。芸はできないけども。

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