久々に購入したエヴァンスはブートレグ盤。
1974年に出たもので、カナダ放送協会主催の公演での記録とされている。一般発売されず、いまだにCD化もなされていないことから、ブートとなっているが、70年代のものだし、主催もちゃんとしているのでもっと音質はいいかと思っていた。決して悪くはないのだが、両パリ・コンサートなどと比べるとちょっと苦しい。そのせいもあるのか演奏も落ち着いて悪くないのだが、結局オール4と言う感じ。やっぱりベースの弓弾きはどうも馴染めない。
今回は立て続けに友人へのプレゼント用に「At Shell’s Manne Hole」のオルフェウム盤も落札したのだが、ここんとこどうなんだろう、Jazzのオリジナル盤もそれなりに行き渡ったのか、さほど高値にならないケースを良く見かける。今回のカナダのもいままでに何度か目にしていたのだが、高値になって結局見送っていたのだ。人気盤はさすがにそれなりの額になるが、それでも以前のような途方もないところまではいかない。この傾向が続くようならオリジナルはこれからが買い時なのだろうか?あるいは単なる偶然か。