近場でバードウォッチング

俵屋宗達と言えば「蓮池水禽図」、自分も妻も大好きな絵です。



ここに描かれているいかにも得意げな顔の可愛い鳥、カイツブリが近所の湖にも訪れると聞いて、先週の木曜日にバードウォッチングしてきました。

天気は穏やかな快晴だったんですが、この冬1番の冷え込みと言われたうえに水辺とあって、それはもう凍えるような寒さ。現地についてみてまず目に飛び込んできたのが樹氷!水辺の冷気で凍ったんでしょうか、「きれい、きれい」と写真をバシバシ撮ります。

湖の周回路をゆっくり歩いていくと、見慣れた鴨や鷺が数多く飛んでいますが、お目当てのカイツブリがなかなかみつかりません。湖畔を半周ほどした頃でしょうか、これまでと違う色の鳥を見つけたものの、ちょっと遠くてなんだか今ひとつよくわかりません。135ミリ換算300ミリの望遠レンズをつけたカメラで見てみるも、ファインダーではないので判別はムリ。それでも取りあえず何枚か群れのあたりを撮っておきました。

結局あまりに寒いうえに、カメラ片手を持っていた手がかじかんできてしまったので1時間ほどで退散。それでもバードウォッチングの楽しさがちょっと分かったような気がしました。

カイツブリ

帰宅後、画像を等倍で見てみると確かにカンムリカイツブリです!図書館で借りてきた図鑑と照らし合わせてみても同じでした。やはり鳥を撮るには500ミリ以上のレンズが必要なんですね。レンズは今どちらかと言うと広角が欲しいので、次回のために単眼鏡を仕入れることに。

もうひとつ、帰宅後に分かったことがあります。あの「きれい、きれい」と撮った樹氷、あれ、実は鳥の糞で白くなっていたんでした。な〜んかおかしいと思ったんですよねー。樹氷!樹氷! とかはしゃいでいたのがなんとも恥ずかしいことでした。

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