年の瀬ですが、ここで今一度、この素晴らしいアルバムをご紹介しましょう。
全音楽ファン、と言うと大げさならば、せめてロック、ポップス、ソウル、ファンク、ジャズ、フュージョンファンであれば必携!と言えるほど、このアルバムの持つ魅力は計り知れない。
当代一流セッションマンのそれぞれのベストと言えるプレイがギッシリ詰め込まれている上に、選曲もよく、Marlena Shaw自身のヴォーカルも歴代でひときわ輝いているとあって、まさに奇跡の名盤。しかもこれだけ盛りだくさんでいながら、胃もたれしないのは、優れたアレンジメントと、それだけ高度に洗練された技のおかげだろう。このアルバムを聴くと素直に「ああ、音楽っていいなぁ」と思ってしまう。
名手、Chuck Rainey、David T Walker、Larry Carlton、Harvey Masonの織りなすグルーブはきわめて力強く、かつ上質。そしてさらに注目(注耳?)に値するのは、3曲目「Davy」や7曲目「You」などでのDennis Budimirのギターだ。このスーパープレイの前には、ロックの安っぽい「泣きのギター」など一発で吹っ飛んでしまう。
アルバム全体を通しての構成力も見事で、まさに文句の付けようのない作品なのだ。
以前はさほど知られていなかったこのアルバムも、今ではかなりメジャーな部類となっており、なぜいまさら改めて紹介したかと言うと、来年(2006年)2月の22日にCDが再発される情報を入手したからだ。HMVの情報によれば24bitリマスターで限定盤らしい。価格もこれまでは2000円以上していたが、1500円とかなりお買い得。これはもう持っていない人はもちろん、持っている人も買っておいた方がいい(はず)。
Marlena Shawは名前だけ知ってた(あと、このジャケットも)けど、聴いたことはなかったんですよね。
今、試聴だけしてきましたが、そうですねぇ~・・・
洗濯も掃除も終わって、一息ついた時にソファで脱力感の中聴いていたいような感じでした。素敵です(*^^*)
しゃちこさん>>
大掃除してますかー?
この辺のクロスオーバー系はリズムセクション命なので、Amazonとかの試聴だと、強力なグルーブ感や間合いからくる「うわ、かっこいいー」をなかなか感じにくいかもしれません。巧すぎるんでイージーに聴こえちゃうんですよ。バーゲンプライスなので、是非このピーンと張った緊張感を味わってみてくださいまし。
良いお年をー♪
こんにちは、お元気ですか?
関東組忘年会は残念でしたね。しかし、蟹に牡蠣ですか。いいもん食ってますねぇ。
さて、音楽嗜好が近いkahan氏のお勧めとあってはしらんぷりはできません。早速アマゾネス.comで予約しましたわ。情報ありがとうございます。
また来年もよろしくお願いします。
たよ>>
そちらも良いお年をお迎えくださいましー。
和尚どの>>
気に入っていただけるといいのですがー。でも、間違いなくいいアルバムなので、最初合わなくても何度かトライしてみてください。おニューのステレオで(笑)