ついにMac OSの新バージョン「Tiger」が登場した。まいどまいどのセールストークではあるがAppleの言い分によればいくつかの画期的な機能が搭載されているらしい。
でも、まあ実際のところ開発者にとっては確かに画期的でも、それほど実務に影響のない事が多いので、自分自身としては正直「へぇ」ぐらいのものか。確かにOS9がOS Xになった時は画期的だった。ほとんど落ちないからだ。実際にアプリケーションが落ちる事はあったが、OS自体が落ちた経験はいまだにゼロである。やはり安定性とスピードが第一ってところですね。
それでもやっと新OSが出た事で、バックアップ機の購入チャンスにはなったわけなのだが、残念ながらほぼ一緒に発表されたPower MacのG5チップが従来型のままであった。そのため、じきにでるであろうiMacも若干のクロックアップやメモリの標準搭載が多くなったりはあるだろうが、CPUの機種については変更なさそうだ。
消費電力に大きく影響すると言われる新チップ自体はIBMで出荷目前との情報もあったし、もうちょっと「待ち」だろうか。とりあえず、6月11日から開催されるWWDCまでは待ってみようと思う。
当初はmac miniのつもりだったが、Appleでデスクトップ機とノート機の同期が認められているとの情報を得たので、iMacとPowerBookの性能差がここまで開いてしまった今、普段iMacで仕事をし、バックアップのつもりでPowerBookに同期しておけば、外出時に必要な時にもすぐに使えるという風にした方が得策と考えるのだ。