毎度恒例の赤穂・広島詣

6日から8日まで、まいど恒例だが、爺ちゃん婆ちゃんに会いに行ってきた。

父方の爺ちゃんが3月で94歳、母方の婆ちゃんが87歳と高齢なこともあって、時間さえあれば会いに行く事にしているのだが、今回は仕事の合間をぬって強行軍で出かけてきた。というのは、アメリカから帰っている妹と父が広島に行くというのでそれに合わせるためだ。爺ちゃんはもはや誰が誰だかあまりよく分からないことが多くなっているので、少なくとも父と行った方がうまく話せるはずという考えだ。前回までは宮島の叔父と行っていたが、叔父も最近体調を崩し、しかも自営なので、こちらの都合でわざわざ出てきてもらうわけにもいかない事情もあった。

まずは赤穂の婆ちゃんに会いに行く。3年前に心臓にかかわる大手術をして以来、心配ではあるのだが、なかなか元気そうで安心。去年の台風で床上浸水したらしく、畳が新しくなっていたが、婆ちゃんは「しっかりした家だから畳を変えるだけで済んだ」と胸をはる。しかし、農協から譲り受けたという蔵は土壁が落ちてしまっており、修理中だった。

赤穂のあと、夜までに広島入りしておけば翌日楽なのだが、仕事もしなくてはいけないので、インターネットの出来る宿を探すと、広島駅周辺のホテルよりも岡山の方が3000円も安い。といっても岡山が安すぎるのだが、前回も泊まった「サンピーチOKAYAMA」だ。税込み4000円だからまわりのホテルもやっかいに思ってることだろう。

岡山ではまたらーめん屋に入る。今度は源八という高島屋の横っちょにあるらーめん屋だが、なかなか丁寧な感じで美味しかった。岡山はハズレがないのだろうか?みそも塩も醤油もやっているところが「んー」といったところだが、値段も安いし満足満足。

ホテルに戻る前に、あとで食べようと大判焼き屋に寄る。すると作り置きがゼロなので、時間がかかるという。どれくらいですか?ときくと「30分くらいですかね」という返事。それを聞いたお店の別の人が急に怒り出し「焼くだけでなんで30分もかかるんや、ええかげんにせえよ!なめとんのか!」
言われたお店の人は「20分くらいです」と訂正するが、こちらはもう固まってしまって、いや、じゃあ、またきますと答えるのが精一杯。「予約しとかれますか?」などと聞いて来るが大判焼きの予約なんてねえ。「いいですー」と、みせをあとにして、駅構内の大判焼き屋「御座候」で買う事にした。いやー、びびったわ。

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