東横イン 播州赤穂駅前

今回の宿泊は東横インの播州赤穂駅前。

ここは11月11日、つまりつい2週間前にオープンしたばかりの新しいホテルです。東横インでは、新規オープンから30日間はモニター価格としてシングルルームを1泊3950円で供していて、今回は偶然この恩恵に預かれたというわけです。モニターキャンペーンと言うのは、まだ従業員が不慣れで迷惑をかけることがあるため…というのが主だった理由だそうですが、これはなかなかいい心がけかと。
でも、残念ながらいきなり不慣れな失態に出くわしました。チェックイン後、部屋のキーを渡されて入室してみると、部屋のセットができていない。布団は丸まったままだし、デスクのうえにはいろいろなものが置かれたまま…。こりゃいかんとフロントに電話し、部屋を換えてもらいました。ま、でもこういう失態はいいんです。容認し難いのが2日目に担当していたフロントの態度。エントランスから入っていくと他に客がおらず、そのままフロントのデスクの前に立ちます。フロントはピンクの制服の人と、イエローの制服の人のふたりがいるのですが、どちらも見向きもしません。2メートル前に客が立っているにもかかわらず、左のピンクの人はおもむろにフロントから外へ出てしまうし、右側のイエローの人は書き物をはじめる…。すいませんと声をかけるのもばかばかしいので、1分ほど待つと、やっと気付いたようにイエローの人が対応をはじめたが、「お待たせしました」もなく、むしろ高飛車な態度。前日の時は駐車券と引き換えに出入り自由なパスを渡してもらえたので、今回も駐車券を渡して待っていると「何でしょう？」という聞き方。私「前日は出入りできるパスを頂けたものですから…」
イエロー「あ、外出されるんですか？」
私「おそらく夜食の時に出ると思うんですが」
イエロー「思うとかまだ分からないようでしたら、お渡しできないのでその都度申し出てください」
私「・・・・」
オープンしたてで頑張り過ぎてミスる分にはいくらでも許せるんですが、こういうのはとても気分が悪いですね。本人の性格の問題なのかも知れませんが、フロントはホテルの顔なので、いくら安いと言えど、もう少し愛想のいい人を置いた方がお互いプラスになると思います。
あと、東横インに限らず、この手のチェーンホテルはチェックイン客でごったがえし、外出から帰ってきてキーをもらうだけなのに10分以上も待たされることが結構あります。東横インなどはロビーでウェルカム珈琲を飲めるわけですから、銀行のように番号札を取らせて珈琲を飲みながら座って順番待ちしてもらえるようにするか、外出から戻っただけの客はスムーズに部屋に戻れるような新たなシステムを考え出した方がいいように思います。
部屋は各店標準でそれなりに使いやすく、部屋の照明に加えてにスタンドを置くことや、壁の鏡とは別に女性の化粧に使える鏡を備えていること、リンスがシャンプーと一緒になってないことなどは使い勝手の点で評価できますし、無料の朝食もいままではおにぎりと味噌汁だけだったのが、パンや簡単なおかずも用意されるようになったのもありがたいですね。また、駐車場がこれまで全国一律に近かったのが、地域に合わせてきたのも重要なポイント。近くのコインパーキングの方が安いという現象もありましたが、赤穂では1泊100円と配慮のあとがみられます。まあ、駐車代は宿泊客は無料というのが理想なんですけどもね。
というわけで、いいことわるいところありましたが、2泊で7900円と安く泊まれて助かりました。