いやーびっくりしましたー。何がってアナタ、ダ・マッタの降板ですよ…。ハイ、すいません。バトンのウィリアムズ入りです。
そりゃあリチャーズも怒るでしょうねえ。それに彼はバトンを獲得した事で「自分は見る目がある」と自信にしていたようなところがあるし、気持ちの上での後ろ盾があっさりなくなってしまった様な感じでしょうか。
それにしても好調BARからウィリアムズへはかなり大胆な決断だ。これが吉と出るか凶とでるかは誰にも分からないが、言える事はBARの好調なのはホンダであってチームではなさそうなこと。それを差引いてチーム力で比べるとやはりまだまだウィリアムズといったところだろうか。実際強いんだからホンダの要素を差引く事はないかも知れないが、ホンダはあくまでエンジンサプライヤー。そこんとこトヨタと違う為、チームを変わる事やサッとやめてしまう事も考えられるのだ。やはりチーム自体の力をみなければならないだろう。
それにBARはまだ1流チームまでの大きな壁を越えていないように思う。これはルノーしかりだ。1年くらいチャンピオンになる力はあるかもしれない。しかし長きにわたってトップチームであり続ける事は生易しい事ではないのだ。監督にしたって、ロンとフランク、リチャーズときたら差があまりにも大きい。先のグランプリでマクラーレンの底力をみたが、これほどの力を持つまでにはもっともっと超えなければならないものがありそうだ。バトンがそこまで考えたかどうかは知る由もないが、納得出来ない決断ではない。
それよりも残りのグランプリでチームとどうなって行くのかが心配。それとあいたBARのシートに誰が収まるかも。デビッドソンか、トゥルーリか、はたまたクルサードか…。